ようこそ、無線 LAN

親機は Apple AirMac Express、子機は Planex GW-NS54G。今は Win XP 機しかないけど、近々 Mac を買おうと思っているので、AirMac ベースステーションを使う構成にしてみた。Planex GW-NS54G は AirMac カードとチップが同じらしいから、なんとなく。まあ 11g 規格に準じているからつながらない方がおかしいけど、チップが同じならよっぽどのことがない限り安心だろうという素人考え。

まず、AirMac 管理ユーティリティで AirMac の設定。

AirMac タブ
ワイヤレスセキュリティを『WPA パーソナル』に設定。Windows のユーティリティなら『家庭用/小規模オフィス用 WPA』。その他、パスワードなどもここで設定。ネットワークは非公開に。
インターネットタブ
DHCP で IP アドレスをリースする ISP なので、接続方法を『Ethernet』にして、『DHCP サーバを参照』を選ぶ。
ネットワークタブ
『IP アドレスを割り当てる』と『単一の IP アドレスを共有する』を選ぶ。プライベート IP は 192.168.1.1 にした。

他のタブはデフォルトのまま。これで AirMac をアップデートして再起動すると、グローバル IP が割り振られる。インターネットタブでその結果がわかる。

次に、クライアントの GW-NS54G の設定。ドライバのインストールはマニュアルに従って済ませておく。

  1. ネットワーク接続を開き、利用できるワイヤレスネットワークの表示をクリック。上の AirMac の設定では、ワイヤレスネットワーク一覧にはまだ何もないはず。というのも、非公開ネットワークにしたから。
  2. 優先ネットワークの順位の変更をクリックして、ワイヤレスネットワーク接続のプロパティを開き、ワイヤレスネットワークタブを選ぶ。
  3. 一番上にある『Windows でワイヤレスネットワークの設定を構成する』 にチェックを入れる。
  4. 優先ネットワークの追加ボタンをクリックして、アソシエーションタブを選ぶ。
  5. ネットワーク名 (SSID) には、AirMac ネットワークの名前を入力。ネットワーク認証は『WPA-PSK』、データの暗号化は『TKIP』を選ぶ。これは AirMac の設定に合わせただけ。他の設定にしたなら、それに合わせる。
  6. ネットワークキーには AirMac ネットワークのパスワード (WindowsAirMac 管理ユーティリティなら『事前共有キー』) を入れる。これを AirMac ベースステーションそのもののパスワードと間違えないこと。それと、ネットワークを見つけたら自動接続するように、接続タブで設定する。
  7. OK をクリックしてワイヤレスネットワーク接続のプロパティに戻り、全般タブを選ぶ。インターネットプロトコル (TCP/IP) を選び、プロパティをクリックして、TCP/IP のプロパティを開く。
  8. 全般タブで『IP アドレスを自動的に取得する』と『DNS サーバーのアドレスを自動的に取得する』をそれぞれチェック。これは、Mac/PC に割り当てる各プライベート IP アドレスを AirMacDHCP サーバから取得するということ。
  9. OK をクリックしてワイヤレスネットワーク接続のプロパティに戻る。そしてもう一度 OK して、このプロパティを閉じる。

さっき自動接続の設定をしたなら、この時点で接続済みになる。Win XP 機には 192.168.1.x のようなアドレスが与えられている。これでおしまい。

書くと長いけど、実際はあっというまだった。LAN ケーブルに縛られないというのは、実にスマートだなあ。快適。